作成日: 2023-1-17 更新日: 2023-8-24
カテゴリ- : ブログ
収入は「儲けたお金」の事ではなく、「稼いだお金」のこと

収入は「儲けたお金」の事ではなく、「稼いだお金」のこと

収入は「儲けたお金」の事だと思われがちですが、これは違います。 収入は、「稼いだお金」のことです。

税金に関わる法律、つまり税法では、 稼いだお金や何らかの理由で事業から得た(入ってきた)お金の事を「収入(売上のこと)」と呼びます。

一般的に、何か新しく事業を始める場合(美容室を開業したとします)、売り上げ(施術売上や店販売上)を得るためには、カラー剤などの薬剤を揃えたり、内装を整えたり、ドライヤー・パソコンなどの機材をそろえたり、美容室となる店舗を借りたりします。そのために、何より先にお金が必要になります。

そんな売り上げを得るために支払ったお金(支出)のことを必要経費とよびます。

そして、収入から必要経費などを引いた金額を「所得」と呼びます。 所得はあくまで、収入から必要経費などを差し引いた差額です。

会計でいえば、収入は収益であり、必要経費は費用、所得は利益のようなものです。

繰り返しますが、「稼いだお金=収入=売上」であり、「儲けたお金=所得=利益」の関係です。

所得が「差し引きの概念(差額概念)」であることは、 強調しすぎてもしすぎることはないと思うので、図でも強調します。

収入から必要経費等を差し引いて残ったあまりが「所得」!

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