美容室・ヘアサロンの新規のお客さま集客の方法 - 5選
SNS
代表的なものはインスタグラムです。
スタイリストアカウントによるもの、店舗アカウントによるもの、この2つがあります。
インスタグラムではリール動画投稿も注目されやすいです。
動画ではBefore・Afterがコンパクトに編集されていれば、技術力の違いをシンプルに伝えられます。
お店の雰囲気も伝えられ、施術する時のイメージも湧きやすく、静止画のスタイル画像もあれば、ヘアカタログの代用としても有効です。
独立開業した自分のお店を軌道に乗せられたら、今度は店舗アカウントを強化してお店全体の稼働を上げていきましょう。
カッチブーンの取り組み
サロン自体の集客力を強化するために、インスタグラムのアカウント分析アプリを用意しています。
メンバーはチームを組むことができ、チーム内のメンバー間のインプレッションなど詳細データをメンバー間で比較しながらインスタグラムの運用に勤しむことができるようになります。
Web集客・オウンドメディア(SEO対策)
広い意味ではSNS集客もWeb集客ですが、現在SNS集客はWeb集客を凌駕しているため、あえて分けています。
新規来店されるお客様は、必ずと言ってよいほど、新規来店予約する前にお店の名前を検索します。
ホットペッパービューティーでは、埋もれてしまう
検索した結果、ヒットしたものが「ホットペッパービューティー」だけでは、多くの他の美容室に埋もれてしまい、自サロンの特徴を理解してもらいにくくなります。
自サロンの得意なところを十分に伝えるために、独自ドメインのWebサイトを活用します。
カッチブーンの取り組み
独自ドメイン内にWeb予約アプリを設置できます。
すでにドメイン取得していれば、サブドメインにWeb予約アプリを設置することもできます。
加えて、スタイルとして登録したヘアスタイル個別ページにSEO対策を施しています。
SNSからの流入のみならず、Webからの検索流入も期待できます。
紹介
既存のお客さまの紹介(招待)によるものです。
クーポンサイトやポータルサイト、Googleビジネスプロフィールのクチコミ・レビューよりも、お客さまは友人・知人からのクチコミの方に強く影響を受けます。
カッチブーンの取り組み
既存のお客さまが他のお客さまを連れてくる仕組みを用意しています。
既存のお客さまが招待コードを友人や家族など知人に送り(①招待コードの送付)、受け取った相手が会員登録し、施術予約時に招待コードを入力すれば、お店が設定した任意のサービスをお互いに受けられます(②サービス受領)。
クチコミ・レビュー(MEO対策)
Googleビジネスプロフィールで良質なクチコミ・レビューを集めます。
カッチブーンの取り組み
予約完了時・会計終了時などに自然なクチコミをいただけるような仕組みを用意しています。
帰り際に一言「本日はありがとうございました。ぜひ、領収書メールに記載のアドレスからクチコミ投稿をお願いします」と添えるだけです。
クーポンサイト
最もおすすめしない集客方法です。
理由は3つです。
1つ目は、クーポンサイトの特性上、リピートされにくいお客さまが多いこと。
2つ目は、自サロンのブランディングがしにくくなること
3つ目は、「顧客層」をコントロールできなくなることです。
クーポンサイトは、リピートされにくいお客さまが多い
クーポンサイトでは、クーポンを使って新規客として来店するのがお客さまにとってはもっとも費用対効果(コスパのことです)がよくなります。クーポンサイトだからあたり前ですね。
たとえば、ホットペッパービューティーでは、ホットペッパービューティー経由の予約には2%の手数料をお店側負担し、お客さまにポイントとして付与されます。
ホットペッパービューティー側はどこで儲けているかといえば、広告です。
サロン(特に業務委託型の店舗)がホットペッパービューティーに多額の予算をかけて広告出稿しています。
このように、クーポンサイトの特性上、新規来店させる(お客さまをいろんな店舗に新規客として来店していただく)ことで広告出稿に正当性を与えています。
言わずもがな、ヘアサロン経営は新規に来店して頂いたら、リピートして頂き、繰り返し利用して頂かなければ、マーケティングコストを回収できず、経営になりません。
クーポンサイトは、自サロンのブランディングがしにくくなること
不必要な値引きは経営に必要ありません。
仮に、あなたのサロンがクーポンを発行してなくても、 否応なしにクーポンサイトに掲載された他店と「価格」を比べられてしまいます。
これでは、あなたのサービスに満足し、いくら価格を気にしないお客さまだったとしても、毎回の予約時に無意識的に気になってしまうでしょう。
クーポンサイトは、「顧客層」をコントロールできなくなる
ハイブランドの洋服をイオンなどのスーパーの洋服コーナーに並べても売れません。 あなたがどんなに頑張ってもです。
それは場所が悪いからです。 その場所にはターゲットとする「顧客層」が来店していないからです。
経営はつまるところ「顧客層」がすべてです。
言い換えれば、ほとんどの問題は「顧客層」が解決してくれます。
経営者は、この自社の「顧客層」を戦略的に作り上げなくてはなりません。
あなたの提供するサービスがクーポンサイトに相応しくないと感じられたら、ぜひ、ご相談ください。