美容室経営の成功パターン
美容師や理容師の仕事は、機械に代替されない繊細な仕事です。 税理士や公認会計士のように、「AIに代替される!」といった心配も今のところないお仕事です。
それゆえに、美容室のコストの大半は人件費です。
人件費には2種類あります。
1つ目は正社員の方の給与・賞与・法定福利費。これは固定費です。
2つ目は業務委託の方の報酬です。これは変動費です。
ヘアサロン経営において、まず固定費を賄わなければなりません。いいかえれば、固定費さえ売上で稼ぐことができれば、損益がトントンとなり、ヘアサロン経営は安定します。
つまり、業務委託型サロンは、人件費を変動費化できる点でヘアサロン経営には有利になります。
ヘアサロンにおいて大部分を占める人件費である固定費が変動費化できれば、残るヘアサロンの固定費は家賃くらいになります。
それゆえに、大規模にチェーン展開したヘアサロンの多くが業務委託型のヘアサロンです。
社員を抱えて店舗を運営するのは、それだけリスクが大きいということです。
業務委託型ヘアサロン経営の中心課題は、いかにスタイリストを確保するかになります。
スタイリストさえ確保できれば、利益がヘアサロンに落ちてくるからです。
参考:業種別開業ガイド_美容院
https://j-net21.smrj.go.jp/startup/guide/service/service13.html
参考:業種別開業ガイド_理容院
https://j-net21.smrj.go.jp/startup/guide/service/service14.html