商品やサービスの提供を受け、それに伴う代金を後日支払うことを掛け仕入といい、「買掛金」という勘定科目を使用します。
会社にとって買掛金は後日代金を支払う義務であり債務です。発生した債務は、負債として記録されます。
※商品を仕入れた場合、その記録の方法には「売上原価対立法」、「三分法」などがあります。詳細は別にご説明します(リンク先:「商品売買の処理方法 ~三分法、分記法、売上原価対立法」)。
取引の8要素への当てはめ
ご参考までに、この取引は取引の8要素でお話した10パターンのうち、No:2にあたります。購入した商品は、資産の中の商品という引き出しにしまい、発生した仕入にかかる債務は負債のうち、買掛金として記録します。
※三分法の場合
三分法では、仕入れた商品を一旦すべて費用の中の仕入に記録し、決算整理において、実際の商品残高を資産の「商品」勘定に記録します。
取引の8要素への当てはめ
ご参考までに、この取引は取引の8要素でお話した10パターンのうち、No:5にあたります。