損益勘定から繰り越される利益は「繰越利益剰余金」として累積されます。毎期の利益は期末において繰越利益剰余金に振替えられます。
なお、3月決算の会社であれば、6月末付近に株主総会が行われ、剰余金の処分が決議されます。その結果、計上された未払配当金は、支払われた際に取り崩されます 。利益準備金の積み立てについての詳細はこちらへ(リンク先は作成中)。

取引の8要素への当てはめ
ご参考までに、この取引は取引の8要素でお話した10パターンのうち、No:10にあたります。実際には、未払配当金という負債を一旦記録し、配当金を支払いますが、ここではその負債の計上と負債の取り崩しを省略してご説明しています。
