【図解】会計の基礎知識(5つの要素と勘定科目、会計期間とは)をわかりやすく解説

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「Part 01 会計の基礎知識」の「1. 会計とは」および「財務諸表(特にB/S)とは」についてはこちらをご覧ください。

【図解】会計の基礎知識(会計とは)をわかりやすく解説

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【図解】会計の基礎知識(損益計算書とは)をわかりやすく解説

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本記事は上記の会計とはのうち、財務諸表(特に5つの要素、勘定科目と会計期間)について、その詳細を解説します。

Part 01 会計の基礎知識

4. 5つの要素と勘定科目とは

これまでみてきたように、簿記では5つの要素にすべての取引を当てはめます。
たったの5つというところに最大の特徴があります。
5つの要素を説明する図です

しかし、企業の取引は多岐にわたるため、5つの要素だけの財務諸表では簡潔すぎます。
5つの要素だけでは簡潔すぎることを説明する図です

そこで、取引の内容を詳細に記録するために「勘定科目」を使います。
勘定科目の必要性を説明する図です

雑に本が積み上げられた場合、何のジャンルのどんな内容の本なのか一目ではわかりませんが、、、
整理整頓を説明する図です

棚を使い整理整頓すれば、どんな本があるのかが一目でわかります。
簿記でやることもこれと同じです。
5つの要素を説明する図です

繰り返しになりますが、5つの要素は、それぞれの特徴から貸借対照表と損益計算書の2つに分かれます。
5つの要素を説明する図です

貸借対照表では、左側に資産、右側に負債と純資産が配置され、損益計算書では、左側に費用、右側に収益が配置されます。
5つの要素を説明する図です

この5つの要素の配置関係は、簿記において取引を仕訳に変換して整理整頓するときに、極めて重要なポイントになります。
5つの要素を説明する図です

5つの要素と主要勘定科目には、どんなものがあるか確認しましょう。
まず、資産とは、会社が実質的に所有するものや価値を有するものです。
貸借対照表の資産を説明する図です

例えば、現金勘定は、手元にある硬貨や紙幣などの現金のほかに、すぐに換金可能な配当金領収書なども含まれます。
資産の勘定科目の現金勘定を説明する図です

商品の販売において、後日の入金を約束して発生した、顧客に対する売掛債権(権利)は売掛金勘定を使い記録します。
資産の勘定科目の売掛金勘定を説明する図です

取引先へお金を貸した際に発生した取引先に対する貸付債権(権利)は、貸付金勘定を使い記録します。
資産の勘定科目の貸付金を説明する図です

貸借対照表の右側をみてきましょう。
負債とは、企業が将来、資産を引き渡すことになる義務やモノやサービスを提供しなければならない義務のことです。
負債の勘定科目を説明する図です

お金を借りれば、将来、返済する必要があり、その借入先に対して返済の義務を負います。
この返済義務(借入債務)は負債であり、借入金勘定を使って記録します。
負債の勘定科目の借入金勘定を説明する図です

商品の仕入れにおいて、後日に支払うことを約束して発生した、仕入先に対する買掛債務(義務)は買掛金勘定を使い記録します。
負債の勘定科目の買掛金を説明する図です

「借入金」も「買掛金」も最後に「金」とつき、借りたお金のことと勘違いしやすいです。
あくまで、「債務(返済義務)」のことであり、目に見えるものではありません。
負債の勘定科目を説明する図です

債務(負債)は目に見えません。それはちょうど、背中に重くのしかかったバーベルのようなものです。
バーベル運動(借入)と引き換えに、目に見える筋肉(財産)を得ます。
筋肉がなくなり、バーベルだけが残れば、支えきれなくなり、潰れるのは企業も同じです。
負債の勘定科目を説明する図です

純資産とは、資産と負債の差額です。
純資産を説明する図です

その内容は主に、店主が元入れした財産の額もしくは会社の創業時に株主からもらった出資額と、事業開始後に儲けた利益で構成されます。
純資産の勘定科目を説明する図です
純資産を説明する図です

なお、簿記検定3級では、個人商店を対象にしているため、資本金勘定と当期純利益のみ取り扱います。
ここはものすごくわかりにくいので、イントロダクションとは別のPartを用意し、そちらで解説します。
純資産の勘定科目を説明する図です

費用とは、「収益を獲得するために、消費されたものであり、純資産を減少させる原因となるもの」です。
抽象的なので、何を言っているのか、わからないかもしれませんがそれでも最初は大丈夫です。
費用の勘定科目を説明する図です

例えば、仕入れた商品は手元にある限り「資産」ですが、それを顧客に販売したとき「費用」になります。
費用の勘定科目を説明する図です

収益とは、稼いだ収入であり、純資産を増加させる原因となるものです。
これも抽象的でわかりにくいのですが、最初は「稼いだ金額のこと」とだけ覚えておけば大丈夫です。
収益を説明する図です

商品を売り上げたとき、リンゴを引き渡し、それと引き換えに顧客からお金を受取れば、お金という「資産」が増えます。
これは「収益」になります。
収益の勘定科目を説明する図です

これまで、貸借対照表では、資金の調達方法を3つにわけることにふれ、貸借対照表と損益計算書は当期純利益を通じてつながっていることをお話ししました。
5つの要素の内訳を説明する図です

調達したお金そのものは「資産」です。
そのお金を借りたのか(負債)、もらったのか(純資産)、稼いだのか(収益)を5要素の右側でラベルを貼って分けているだけと考えるとよいです。
5つの要素の内訳を説明する図です

5. 会計期間とは

財務諸表を作成し、報告する頻度は個人商店であれば、年1回です。この1年間のことを会計期間といいます。
会計期間を説明する図です

会計期間の開始日を期首といい、終了日を期末日(決算日)、その間の期間のことを期中といいます。
期首と期末と期中を説明する図です

会社の場合は会計期間を自由に決められます。例えば、決算日を3月31日とした場合には、期首は4月1日、期末日は3月31日です。
会社の会計期間を説明する図です

また、現在の会計期間を当期、一つ前の会計期間を前期、翌年の会計期間を次期(来期)と呼びます。
前期、当期、翌期を説明する図です

なお、上場会社は四半期に一度、財務諸表を作成し、利害関係者に対して報告する必要があります。
上場会社の会計期間を説明する図です

こちらの「5つの要素、BSとPLの要素、勘定科目とは?」も人気の記事ですので、よろしければどうぞ(内容はほぼ同じです)

5つの要素、BSとPLの要素、勘定科目とは?

2016.08.14

おわりに

次は、簿記(特に簿記一巡)について解説します。

これは次回出版予定の「【解説編】読まないで会計思考を身に付ける方法」のPart 01 会計の基礎知識の内容を一部修正しています。

この本では、会計の基礎知識にとどまらず、簿記3級を最速で合格するために必要な簿記の知識についても図解します。

近日中に、発売予定ですので、ぜひよろしくお願いいたします。

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