こんにちは、小松啓(@EUREKAPU_com)です(プロフィールはこちらからどうぞ)。
アニメーションを使って会計をわかりやすくしようと考えたきっかけにもなった、「TED-Ed」。
http://ed.ted.com/
今日はこれを紹介します!
こういうのが学生のときにあったら、勉強好きになっていること、間違い無しの内容です。
お子さんがいらっしゃれば、英語の勉強にもなりますし、一緒にみることをオススメします。
1.そもそもアニメーションコンテンツの値段はどう決まるのか
そもそも、アニメーションで3分くらいの動画作るのに、いくらかかっているかご存知でしょうか?
ざっくりと絵コンテ作成まで任せちゃえば、概ね30万円からってところです。あくまで30万円からです。
権利をどこまでクリエーターが保有するかで金額の変動がありますし、制作期間でも変動します。
制作日数は2週間からってところです。絵コンテがあったり、AdobeのIllustratorでの素材がすでにあったりすれば、あとは動かしたり、音をつけたりするだけなので、2週間くらい30万円でできます。
ちなみに、ほとんどの人は上記で触れたAdobe社の「After effects」で作られています。
詳しくはこちらから「Adobe Creative Cloud」
これを使えば、「After effects」も、「Illustrator 」も、「Photoshop」ももろもろ使えます。
言い換えれば、企業としては大体、1人月60万円から80万円は欲しいところですので、2週間かかれば30万円からっていう感じの値段の付け方ですね。
値段の話はそんなところです。
なんでこんな値段の話を持ち出したかといえば、要するに「TED-Ed」がすべてのアニメーション動画(どれも3分以上の尺)がボランティア、つまり無料で作られている、とんでもないコンテンツだからです。
一応、寄付も毎年、結構な額が入っているようなので、すべてがボランティアってわけではなさそうですが。よくわかりません(すいません、興味がわいたら調べます)。
2.「TED-Ed」 は最強のアニメーションコンテンツ
初めてみたとき、「こんな動画が無料だなんて。。。すごすぎる。。。」とかなりの衝撃的を受けました。
実際にアニメーションをつくってみれば、容易にわかりますが、「TED-Ed」のアニメーションはどれもプロのクリエイターがつくっていて本物です。
アニメーションの表現もとっても参考になります。
その中でも、特に参考にしているアニメーション動画をざっくりと紹介します。随時、増やしていきます。
2-1.「 Why does ice float in water? – George Zaidan and Charles Morton」

2-2.「 Group theory 101: How to play a Rubik’s Cube like a piano – Michael Staff 」

2-3.「 The physics of the “hardest move” in ballet – Arleen Sugano 」

2-4.「 Einstein’s miracle year – Larry Lagerstrom」

2-5.「 Making sense of irrational numbers – Ganesh Pai」

その他は随時更新します…
3.アニメーションを勉強したい方はこの原則を知っておこう
ディズニーのアート展が東京では開催されており、先日いってきました。
詳細こちらから「http://da2017.jp/」
やっぱ、歴史が違うなぁと思ったのですが、あの時代に、遠近感を出す工夫をつくる装置(めっちゃでかい)をつくって特許をとったりなど、当時の最先端でアニメーションを作っている様子が伝わってきました。
これはアニメーションに関わる方や、ディズニーが好きな人から好きな女の子とのデートの場所を探している男性まで、もういろんな人が楽しめます。
日本科学未来館の中にあるので、その他の展示もついでにみてみるといいですよ。
とにかくオススメ。
何がディズニーがすごいかっていうと、これから紹介する「12 Principles of Animation」を初期の段階でつくってしまったこと。
詳しくはこれらを見てください。
3-1.「1. Squash & Stretch – 12 Principles of Animation」
3-2.「2. Anticipation – 12 Principles of Animation」
3-3.「3. Staging – 12 Principles of Animation」
その他はこちらから「再生リスト」
4.会計のアニメーションコンテンツ
最後に、自著「読まないで会計思考を身につける方法~Accounting Through Pictures Book~」では電子書籍ならではの表現を用いて会計をわかりやすく解説します。
上下巻合計で800頁くらいありますが、パラパラとめくって「見る」だけで、会計の中でも特に「仕訳」が感覚的にわかるようになっています。
こちらは【設問編】です。
設問編には上記のように、アニメーションもあります。
こちらはPC画面用とスマホ用のアニメーション動画です。
現状、スマホ版のみダウンロードできるようにしています。
こんな感じで続編の【解説編】も準備中で、近日公開予定です!
しばしお待ちを。。。
ありがとうございました!