
C/S(キャッシュフロー計算書)はB/S(貸借対照表)の現金預金の増減明細表であるといえます。
なお、C/Sでは増減の内容を営業活動、投資活動、財務活動の3つの視点にわけ、活動ごとにその増減内容を報告します。
例えば、事業を行うなかで、商品を仕入れ、それに儲けを乗せて販売し、利益を出す事業活動、これらは営業活動です
また、事業を大きくするために、設備を購入したり、工場を建設したりする活動、これらは投資活動です。
さらに、大規模な設備などでお金が足りない場合は、銀行や投資家などからお金を調達する活動、これらは財務活動です。
会計(簿記)の基礎の基礎~目次~
- そもそも会計・ファイナンスは必要なのか?
- 簿記とは「数の数え方」
- 5つの要素、BSとPLの要素、勘定科目とは?
- 取引の8要素(前半の5パターン)
- 取引の8要素(後半の5パターン)
- 取引を整理する
- 簿記一巡の手続き
- 勘定とは何か?
- B/SとC/Sの関係
- B/SとP/Lの関係
- 補足:なぜ取引の要素は5つの要素に分かれるのか~なぜ複式であり、単式ではないのか?