こちらのコンテンツのすべてをアップデートしたうえで、Udemyにて動画講座にしています。よければ、見てやってくださいm(__)m
この記事をよりパワーアップさせたものが以下のリンク先にあります。もしよければどうぞ。
24個の取引を使って、財務諸表を紐解く- 買掛金の支払い
https://app.eurekapu.com/lessons/financial-statements/no11-payment-trade-payables
掛け代金を仕入先へ支払う取引をみてみましょう。
買掛金の支払い
仕入れ時に掛け(後払い)にした掛け代金200万円を預金口座より支払った
取引概要
掛けの支払い期日がきたので、掛け代金を支払いました。買掛金の支払いによって、仕入債務と現金・預金が減少します。
Step1:仕訳
取引内容を簿記のルールに従って仕訳に変換すれば、支払ったお金は資産の減少として右側に「普通預金200」、債務の減少として左側に「買掛金200」と記録できます。
Step2:勘定科目ごとにその勘定に集計
普通預金勘定、買掛金勘定にそれぞれ仕訳内容を記録します。
Step3:勘定残高から残高試算表(T/B)を作成
残高試算表へその科目ごとの残高を記録します。勘定に集まった金額を集計し、その残高をT/Bに書き写すだけです。
Step4:財務三表の作成
残高試算表(T/B:Trial Balance)を貸借対照表(B/S:Balance sheet)と損益計算書(P/L:Profit and Loss statement)に分解します。そして、最後にキャッシュフロー計算書(C/S:Cash flow Statement)を作成します。
買掛金の支払いによってP/Lは影響されないため、間接法では仕入債務の増減を調整します。また、直接法では、商品の仕入支出に今回の支払い分を加えます。
まとめ
- 仕入の掛け代金の支払いにより、仕入債務と現金・預金が減少しました。
- C/Fでは営業支出として記録しました。