商品売買に関する簿記3級の最も基本的かつ重要な仕訳だけを漏れなく厳選しました。
今一押しの「仕訳問題集」へのリンクはこちらです。
簿記では取引を仕訳に変換できれば、帳簿組織や伝票などは足し算と引き算がわかっている方ならパズルのようなものです。最初にして最後の高い「カベ」として立ちはだかる仕訳を徹底的にこだわり抜いて可視化させました!!!
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原則、以下のような位置関係をすべての図解で採用します。
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 商品売買編本記事!
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 手形編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 有価証券編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 固定資産編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 貸付・借入編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 資本(純資産)編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) その他収益・費用編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 決算整理編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 手形編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 有価証券編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 固定資産編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 貸付・借入編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 資本(純資産)編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) その他収益・費用編
●簿記3級の設例・仕訳一覧(問題集) 決算整理編
商品売買編
詳細な解説は「【大人の簿記】簿記3級を独学で10倍深く早く理解する講座 ~商品売買編」からどうぞ!
現金とモノの移動が同時
例題01:仕入(現金支払)~三分法
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金は現金で支払った
例題02:売上(現金受取)~三分法
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は現金で受け取った
モノの移動が先、現金の移動は後
例題03:仕入(買掛債務の発生)~三分法
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金は掛けとした
例題04:仕入(買掛債務の返済)~三分法
●当店は仕入先に対する買掛金300を現金で支払った
例題05:売上(売掛債権の発生)~三分法
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は掛けとした
例題06:売上(売掛債権の回収)~三分法
●当店は得意先に対する売掛金600を現金で受け取った
現金の移動が先、モノの移動は後
例題07:仕入(前払債権の発生)~三分法
●当店は仕入先に商品300を発注し、前金として全額の300を支払った
例題08:仕入(前払債権の消滅)~三分法
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金は前金と相殺した
例題09:売上(前受債務の発生)~三分法
●当店は得意先から商品600の発注を受け、前金として全額の600を現金で受け取った
例題10:売上(前受債務の消滅)~三分法
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は前金と相殺した
返品と値引き
仕入れと売上げの返品・値引き
要するに、仕入れまたは売上げをなかったことにすればよいので、計上した仕訳を反対にすればいいだけですね。
例題11:仕入返品
●仕入先から掛けで仕入れた商品300のうち、100を品違いで返品した
例題12:仕入値引き
●仕入先から掛けで仕入れた商品300のうち、100の不良品があったため100の値引きをうけた
●仕入先から掛けで仕入れた商品300のうち、100を品違いで返品した
例題12:仕入値引き
●仕入先から掛けで仕入れた商品300のうち、100の不良品があったため100の値引きをうけた
例題13:売上げ返品
●得意先に掛けで売上げた商品600のうち、200が品違いで返品された
例題14:売上げ値引き
●得意先に掛けで販売した商品600のうち、200の不良品があったため200の値引きを行った
●得意先に掛けで売上げた商品600のうち、200が品違いで返品された
例題14:売上げ値引き
●得意先に掛けで販売した商品600のうち、200の不良品があったため200の値引きを行った
仕入諸掛と販売諸掛
例題15:仕入諸掛(当店負担☓仕入れ)
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金を現金で支払った。なお、当店負担の引取運賃30を現金で運送会社に支払った
例題16:売上諸掛(当店負担☓売上げ)
●当店は得意先に商品600(原価300)を販売し、代金を現金で受け取った。なお、当店負担の発送運賃30を現金で運送会社に支払った
例題17:仕入諸掛(仕入先負担☓仕入れ)
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金を現金で支払った。なお、仕入先負担の引取運賃30を現金で運送会社に立替払いした
例題18:売上諸掛(得意先負担☓売上げ)
●当店は得意先に商品600(原価300)を販売し、代金を現金で受け取った。なお、得意先負担の発送運賃30を現金で立替払いした
商品券
例題19:商品券の発行
●当店は得意先に対し、商品券600を発行し、現金を受け取った
例題20:商品券の受取(売上計上)
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は当店発行の商品券600を受け取った
例題21:他店商品券の受取(売上計上)
●当店は得意先に対し、商品(原価300)600を販売し、他店発行の商品券600を受け取った
例題22:他店商品券の精算
●他店発行の商品券600を交換会で現金と交換した
【まとめ】商品売買の記帳方法
(再掲)例題01:仕入(現金支払)~三分法
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金は現金で支払った
(再掲)例題02:売上(現金受取)~三分法
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は現金で受け取った
例題23:仕入(現金支払)~分記法
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金は現金で支払った
例題24:売上(現金受取)~分記法
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は現金で受け取った
この売上原価対立法は2級の範囲となりますが、ぜひ三分法と分記法との違いを見比べてください。
例題25:仕入(現金支払)~売上原価対立法
●当店は仕入先から商品300を仕入れ、代金は現金で支払った
例題26:売上(現金受取)~売上原価対立法
●当店は得意先に商品(原価300)を600で販売し、代金は現金で受け取った
まとめにかえて
いかがでしたでしょうか?
詳細な解説は「【大人の簿記】簿記3級を独学で10倍深く早く理解する講座 ~商品売買編」からご確認ください。かなり深く、図解を用いて丁寧に解説しています。
商品売買の記録の方法として、別の方法を用いて「【まとめ】商品売買の処理方法 ~三分法、分記法、売上原価対立法」でご紹介していますので、こちらもどうぞ!
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